2009年04月13日
2009年03月17日
2009年02月19日
カニステル
苗は、自然の木の下では、多く成長します。
カニステル、エッグフルーツ、クダモノタマゴ
(アカテツ科) Pouteria campechiana (HBK) Baehni
カニステルはアカテツ科の常緑小低木である。
原産地は、米国フロリダ州およびキューバと言われている。世界的に見ても、大規模な生産地はなく、むしろ庭園果樹として植栽されることが多いようだ。台湾には1929年にフィリピンから導入されたと言われているが、沖縄へはいつ頃導入されたのか、はっきりしない。
カニステルには様々な系統により果実の形および大きさが異なり、細長いものから、大人の握り拳2つ分くらいある大きな心臓型のものまである。果実内には大きな種子が入っており、種子の数が多いほど果実が大きくなる傾向がある様だ。果実は、橙黄色粉質で、ゆで卵の黄身にも似た食感であることから、エッグフルーツ、クダモノタマゴ、とも呼ばれる。十分に色づいた果実を収穫し、追熟してやわらかくなってからが食べ頃である。
「熱帯果樹写真館」